思い出

現実に生きるのが下手だからこそ、昔遊んだブラウザゲームやオンラインゲームでの思い出が余計に映える。されど、仮に今からネトゲを楽しもうにも、昔のような純粋な性格でチャットなどを臨むことはできない。他のプレイヤーと昔のように簡単には交流を築けないだろう。今から新しく思い出を作るのは、もはや困難。

12年前、当時小学6年生だった私はブラウザゲームのエンドレスバトルに大ハマリだった。そして2005年5月、某EBSのチャット上でREDSTONEなるオンラインゲームを勧められた。RSをインストールし、キャラクターの剣士を作り、古都ブルンネンシュティグに降り立った時の街の広大さ、プレイヤーの多さに驚いたことは鮮明に覚えている。EBSの人達に古都西口で操作を教えてもらい、バスタードソードを拾い装備した時の感動。

地下墓地でパーティを組み、他のプレイヤーと共に敵を倒す楽しさ。路上強盗団アジトでの攻防。クエストで[最大HPLv6]鉄の帽子を入手した時の嬉しさ。アルパス地下監獄や廃坑B9…。ギルドに入ってGvGを楽しんでいた頃が、懐かしい。

思い出か。昔、ネトゲで仲良くしてくださった人達は、私のことなど覚えてはいないだろう。現在、交流のある人は既に誰もいない。現実では高校に入る頃には妙に達観したような雰囲気を出していたのか、友人も少なかった。大学では部活動に入り、メンバーとは交流があったが、休学留年を経て一人残った今、もはや大学に友人はいない。

そう、気軽に連絡を取れるような友人は、インターネットにも、現実にも、誰もいない。ああ、これが私。なんでしょうね、いつからこんなに生きるのが下手…というか、交友関係を築くのが下手になったんだろうか。

そういうことを考える割には、独りが好きなので別に問題ないだろうと楽観視している自分がいたりするのです。そんな人間が作る音楽は、人にどのように映るのだろうか…とか音楽に無理やり話を繋げてみる。

DTMは良い。ひたすら自分との闘いだから。